著名なデザイナー、ノーマ・カマリさんは、ニューヨークのリンカーン・センターのデイビッド・コッチ劇場で満員御礼となった1月16日の神韻公演を鑑賞しました。
踊り手が着用した400枚以上の手縫いの衣装を堪能したノーマさんは、「衣装に感銘を受けました」と一言。『ヴォーグ』の編集者でありライターでもあるジル・スパルディングさんも同じ公演を鑑賞。二人とも、中国の異なる地域を代表する色彩豊かな衣装を称賛しました。
「布、服、袖が動きを助長し、ストーリーを語る最高の例を目の当たりにしました」と、ダンス衣装もデザインするカマリさんは印象を語ってくれました。カマリさんは水着のデザイナーとして脚光を浴びており、彼女のデザインはコスモポリタンの表紙を飾っており、 パラシュートデザインは、メトロポリタン・ミュージアムのヴァニティー・フェア常設コレクションで展示されています。
「袖がリズムの一部、舞台全体のセッティングの一部となっており、深い感銘を受けました」と、カマリさんは、神韻の踊りの演目のいくつかにみられる、流れるような長い袖について言及しました。
『満州の高貴な女性たち』という演目での実に独特な衣装は、清朝の満州民族の宮廷に観客を引き込んでしまうほど、とスパルディングさんは讃えました。
「満州民族の装束に大変関心を持ちました」と言うスパルディングさんは、ヴォーグの英国版、米国版、オーストラリア版の編集に数十年にわたり携わってきました。またメディアの立場を利用して、ご自身が懸念する問題を提起します。
上海旅行から戻ってきたばかりのスパルディングさんは、 中国の現状を表現する神韻の手法を高く評価しています。ほとんどの神韻の舞踊の演目は、中国の歴史、伝統、伝説を表すものですが、その中に現代中国を反映するストーリーも含まれます。伝統的な精神修養の方法である法輪功の学習者が、迫害に遭っていることが描写されているのです。神韻は、数十年にわたる共産主義政権のもとで系統的に破壊されてきた中国の伝統文化の復興を、芸術を通してリードしていくために生まれました。
「人が生み出せる表現には限りがあります。でも、東西の表現の解釈の差に目を見張りました。中国の表現、ダンス、優雅さに対する解釈、そして踊り手たちの身体が生み出すものは、実に美しいものです」と、カマリさんは熱く語りました。