Shen Yun Reviews: 台湾の台東市長、500人を神韻公演に
大紀元報道

台東市長と500名を乗せたバスが3月26日、10時間の旅程を経て、神韻公演を鑑賞した。
張国洲市長は、来る価値があったと満足げに語り、「400キロの道のりだったが、疲れを感じなかった」とコメントした。
「人々は優しい心で生まれてきましたが、慈悲という徳が消えてしまいました。環境やその他の理由からです。神韻の舞踊劇には、慈悲を引き出す効果があります。優しい心があって初めて、社会に調和と温かさがもたらされるのです」と、神韻が人々の心のために良いことを指摘した。
公職に就くものとして、特に「康煕帝、政敵オボイを倒す」に感銘を受けたという。オボイ将軍が幼い康熙帝(こうきてい)の王座を奪おうとした史実に基づく物語だ。
張市長は、「自分が持つべきものでなければ、得てはいけない。自然の掟に逆らうべきではない。揺るぎなく仕事をこなし、勤勉な人生を一歩一歩あゆむべきです。公務員は康熙帝の忍耐力、そして困難や葛藤に対処する智慧と落ち着きに学ぶべき」と話した。演目によると、清朝の康熙帝は、中国最高の統治者に数えられる。61年の間、毎朝4時に起きて、自国のために疲れを知らずに尽くした。
「市議会に仕えるものにとって、最も大切なことは心の状態。神韻は職員の心身を浄化します。公務員はとても忙しく、プレッシャーも高い。神韻公演を鑑賞することで、感情が穏やかになり、職場での効率が高まり、プラス効果をもたらします」と語った。

中国伝統文化の精神性と、舞台で繰り広げられる天上の世界の壮麗さを感受し、「天国にいるよう。エンターテイメントの領域を越えて、神韻は心を浄化させてくれるテーマに満ちあふれています」と張市長は語った。
「中国には貴重な価値観と伝統文化があります。今日の演目を観て、若者たちは中国伝統文化がいかに美しく素晴らしいかを体感したことと思います」
市長夫妻はお子さんも連れてきていた。市長は、神韻鑑賞で得るものは大きいと感じている。「子供たちは神韻公演を鑑賞したあと、どのように振る舞えば良いかを理解するようになります。とてもすばらしいこと」
「神韻公演を観る機会を台東の人々にもたらしてくれた芸術監督にお礼を申し上げたい。心から舞台を楽しみました。これからの人生にプラス思考で取り組めます。神韻公演を観られなかった方々の損失は大きいと思います」
「昨年は同僚と一緒に来ませんでしたが、満席の舞台を体験したので、今日は多くの同僚を連れてきました。職場に戻って神韻をさらに広める役割を果たしてくれると確信しています」
張市長は、来年はさらに多くの人が台湾の神韻を観に来るだろうと期待している。
2016年3月29日