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ファゴット奏者のスティーブン・ルイ(中央)。2013年、ケネディ・センターでの神韻交響楽団演奏会で
演奏ツアー間もなくスタート
神韻交響楽団のリハーサルが正念場を迎えている。中国古典舞踊の神韻公演に向けた通常の稽古に加え、交響楽団の秋の演奏ツアーの準備もあるからだ。
神韻交響楽団の発足と発展に携わることは実に名誉なことであり、時に感動を覚える。演奏ツアーは3年目を迎え、来月にはボストン、マイアミ、トロント、その他いくつかの都市を訪ねるが、私が最も楽しみにしているのはシカゴだ。
「風の街」と呼ばれるシカゴには、母校のルーズベルト大学シカゴ校パフォーミングアーツ学校音楽院がある。私はここで6年を過ごした。
神韻の拠点は、活気に溢れ、あらゆる機会に巡り会えるニューヨークから数時間のところにあるが、シカゴはお気に入りの街として私の心から離れない。食べ物から文化まで、シカゴはとにかく素晴らしい。ああ、早くシカゴに行きたい…。
シカゴでの演奏会は「再会」のひとときとなるだろう。かつてのクラスメートや恩師と会うのが楽しみだし、両親もロサンゼルスからわざわざ来てくれる。(今年はシカゴ公演がロスに一番近い)
妻のキャロリンもこの演奏ツアーに参加する。妻はバイオリン奏者で、共にツアーで演奏できて嬉しい。楽しみなことが本当に多いのだ。
さあ、そろそろ練習に戻らなくては。ファゴットが待っているから。
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スティーブン・ルイ
神韻交響楽団ファゴット奏者
ファゴット奏者
2014年9月6日