よくある質問

公演について

中国史の華麗な時代や近年の出来事にお連れします。古代の物語や伝説、民族・民間の伝統、悪漢、英雄が、中国の古典舞踊、オーケストラの生演奏、目を見張るデジタルの舞台背景を通して舞台に甦ります。エンタメに留まらず、他には見られない、奥深い心に触れる体験をご期待ください。

神韻の公演はおよそ2時間です。これに休憩時間が加わります。各公演にさまざまなテンポやスタイルの短いダンスの演目が17〜18盛り込まれています。中国の古代史や神話、現代中国のストーリーだけでなく、様々な王朝・地域・民族の踊りや衣装などをテーマに取り上げています。

それぞれのダンスの演目に伴い、独自に制作された音楽がオーケストラの生演奏で奏でられます。各演目を十分ご堪能いただけますように、バイリンガルの司会者が各演目を紹介し、背景を説明します。ダンスの演目の間には、2~3の独唱、独奏が盛り込まれます。

神韻公演は、音楽、ダンス、壮麗な衣装、デジタル動画の背景幕が見事に溶け合った忘れがたい舞台です。意外なことも盛り込まれています。

「神」は神々、「韻」は気持ちやリズムという意味です。美しい神々が天上から降り立ち、目の前で踊りを繰り広げてくれたら、どんなに美しいことでしょう?

「天上の神々の美しい踊り」――幻想的ですね。まさにその通りの舞台です。

何の準備もすることはありません。内容を把握していただき、存分に体験していただけますように、各演目を紹介するプログラム冊子が用意されています。二人の司会者が各演目を手短に紹介し、中国古典舞踊や神韻オーケストラの構成楽器、公演や文化について説明します。

事前に知っておきたいとお考えでしたら、神韻の公式ホームページをご覧になることを勧めします。「神韻芸術団について」のセクションからは全体像、中国古典舞踊という芸術形態、神韻の使命をご理解いただけます。「神韻百科」のセクションには、神韻の舞台で取り上げられる伝説や歴史上の人物、衣装、王朝などに関する情報が満載されています。公演鑑賞後に興味を持たれたことを調べる上でもお役立てください。

もちろんです。鑑賞客の方々から、どのような方がひいきにされているかが分かります。一つひとつの演目を十分ご堪能いただくために必要なことがらを司会者が説明します。歌詞の翻訳はバックスクリーンに投影されます。プログラムには各演目の紹介が記載されています。

舞踊と音楽は、文化や言語の壁を超える普遍的な言語です。神韻のテーマである慈悲心、勇気、希望も普遍的な概念です。綺麗な衣装、美しい音楽、高く跳躍するダンスの技法、心に触れる物語、胸がはずむ伝説がお好きな方ならば、神韻をお楽しみいただけます。

(世界の観客の方々の言葉をお聞きください)

実際の上演の時間は2時間ですが、それに休憩時間を加えてください。

はい。クラシックの楽器に二胡や琵琶、打楽器などの中国の伝統楽器を合わせた、他に例のないオーケストラが神韻のすべての公演に随行します。これらの楽器を常置した世界初のオーケストラです。これまで多くの人々が、この2つの異なる音楽の伝統を1つの調和した音色にすることを試みましたが、成功することがありませんでした。

神韻は、ニューヨーク・シティーから2時間ほど離れた丘に囲まれたニューヨーク州の一角を拠点としています。中国の伝統文化の復興は中国の外でしか行えないからです。

中国では、中国共産党が伝統文化を系統的に破壊しようとしてきました。1960年代、70年代の中国共産党によるキャンペーンを通して、中国の伝統文化、特に精神的な継承文化は、ほぼ壊滅するところまで追い込まれました。

しかし、2006年、舞台芸術を通して中国の伝統文化の復興という共通した使命のもとで、世界に点在する中国古典舞踊のアーティストたちがニューヨークに集いました。その多くは、すでにアーティストとして確立しており、中国の舞台芸術の世界で最高峰のアーティストもいました。中国の伝統文化を数十年にわたり破壊しようとしてきた中国共産党の政権下では、真の伝統文化は復活できないことを彼らは見定めていました。こうして、失われた継承文化を再発見し、世界の人々と分かちあうために、自由に制作・公演に打ち込めるニューヨークで、神韻芸術団が設立されたのです。

ほとんどの振付師や作曲家は中国出身ですが、ダンサーは中国系の米国、カナダ、オーストラリア、中国、台湾、日本の出身者です。奏者は中国出身者だけでなく、米国、ドイツ、スペイン、アルメニア、ブルガリアその他、実に多数の出身国が挙げられ、比類ないオーケストラを形成しています。

神韻は、世界の舞台で中国の伝統文化を称えていますが、皮肉なことに中国では公演が許されていません。そればかりか、中国ではこのような公演を観ることができません。

中国の共産党政権は70年以上にわたって伝統文化を権力に対する脅威とみなしてきました。中国には一見して“伝統的”な舞台が数え切れないほどありますが、文化遺産を根絶しようとする数十年にわたる政治的運動を経て、その内なる真髄は剥ぎ取られてしまいました。

表面的な芸術性や美しさに加え、中国文明の精神性、つまり天・地・人の調和や、忍耐、勇気、信仰、思いやりといった美徳を大切にすることが、神韻の特徴として挙げられます。私たちは、神韻そしてその精神性のメッセージが、中国本土全域の舞台で表現できる日が来ることを願っています。

 

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中国伝統文化への誘い

党文化と芸術

法輪大法(ファールンダーファー)は法輪功(ファールンゴン)としても知られています。自己を修めることと、穏やかな気功動作・瞑想から構成されます。自己を修めることの中心に「真・善・忍」という3つの理念があります。神韻のアーティストたちは法輪大法を実践しており、私たちの公演のインスピレーションの源となっています。

中国でも欧米でも、過去の芸術家たちは精神性を自己の作品に採り入れてきました。古代中国の芸術家は、瞑想し、内面の静寂を求め、宇宙とのつながりを大切にしていました。そして、真の芸術を生み出すためには、徳を積み、内面の清らかさを高めることが大切だという信念がありました。神韻のアーティストたちはこの気高い伝統を踏襲しています。

現在も続く法輪大法の迫害を耳にされた方もいらっしゃるかと思います。迫害が始まる1999年以前は、数千万人が中国全域の公園で法輪大法を煉功していました。党の管理下にない独立したイデオロギーが民間に広がることを恐れた中国共産党が、法輪大法を撲滅するための全国的な運動を開始したのです。当時、法輪大法を学ぶ人の数は、中国共産党の党員の数を上回っていたという背景があります。

20年以上におよぶ拷問、投獄、殺害を経て、これらの精神修養で鍛錬する人々は今も、信仰を深めて耐え忍び、暴力に訴えることなく迫害停止を呼びかけ続けています。神韻芸術団は、彼らの物語を世界の舞台で伝えています。これらの人々の勇気、希望のメッセージが、数百万人にのぼる観客の皆様の心に触れています。

法輪大法のストーリー、法輪功を実践する人々の迫害は、多くのアーティストにとって身近なものです。

神韻のアーティストたちは、法輪大法の気功動作と瞑想を行い、理念に沿って自己を向上させています。同じダンサーや奏者が今日、中国の公園で同じ動作や瞑想を始めたら、逮捕され、拷問されて殺される可能性があります。

団員の多くは、自分自身あるいは家族が中国での迫害を体験しています。喜びに満ちた笑顔で舞うダンサーの中には、中国の拘束施設で両親が拷問され亡くなった者もいます。

彼らにとっては過酷な現実です。大切な人、中国の人々を助けるために、自分たちの物語を伝えています。

迫害を受けた団員に関する記事はこちらです。

理由の一つに、一般公開されるすべての座席で、舞台や背景幕がよく見えるように配慮していることが挙げられます。もう一つは、大規模な舞台だからです。各芸術団には、フルタイムの約80名のダンサー、オーケストラ奏者、歌唱家、司会者、プロダクション・チームがいます。また、デジタルアニメーション、(ニューヨーク州で縫製された)手縫いの400着以上の衣装が用いられます。また、地上のあらゆる場所に公演を届けようとするために巡演しています。一つの都市に数日以上滞在することはほとんどありません。

私たちは毎年、まったく新しい舞台を制作しています。まったく新しい振付や楽曲、まったく新しい衣装、デジタル・バックスクリーンのデザイン、歌が世界で初めてプレミア公演として披露されるのです。制作アーティスト、パフォーミングアーティストの数から、他に例のない大規模なプロダクションと言えましょう。

観客の方の声をご紹介しましょう。「他のエンターテインメントとは比較になりません」「たとえば、お子さんの教育費や文化・芸術のためのお稽古代、そして生涯忘れられない思い出をもたらすことを考えたら、神韻のチケット代は決して高くはありません」

また、舞台から受ける前向きなエネルギーと、希望の感覚の余韻は、お金で買える者ではないとおっしゃる観客の方もいらっしゃいます。

衣装部門は、毎シーズン、数千におよぶ衣装、頭飾り、靴、長靴、その他の備品を制作します。神韻の衣装は、中国の異なる王朝からの伝統的な正装、50以上の少数民族の独自の服装、民話伝説で語られてきた神々のきらびやかな衣装などをもとに、ダンスに適するように制作されています。

制作の段階で、神韻の衣装デザイナーたちは、数え切れないほどの伝統的なデザインを収集し参考にします。天上の仙女の美妙な羽衣から、龍があしらわれた皇帝の装束、デリケートな花盆靴まで、一つ一つがニューヨーク州で丹念に作られ、個々のダンサーに合わせて仕上げられています。

神韻の音楽は、毎年新たに振り付けされ初公開されるダンスに合わせて、特別に制作されています。独唱や独奏の曲も毎年新たに作曲されています。

神韻には、専属の作曲家が数名おり、中国の広域な地域や歴史にわたる様々な作風、自己のインスピレーションに基づき、曲を生み出しています。

東西の古典楽器を完璧な形で融合させた楽曲は、振り付けやバックスクリーンと綿密にタイミングを合わせて、オーケストラが再現します。オーケストラは常に生で演奏されます。

神韻のダンスのストーリーの演目は、中国史の抜き写しとも言えましょう。古代の黄帝の物語、孫悟空、現代の物語、英雄、神々、個性的なキャラクターなどは数千年にわたる数々の王朝に見受けられます。

中国文明の特徴として、数千年にわたる歴史が途絶えることなく記録され継承されてきたことが挙げられます。時にはいきいきと詳細に描写されています。神韻では、これらの豊富な資料を素材に、古代の文化を21世紀の舞台に復興させています。

時代を超えた伝説、過ぎ去った日々の英雄、古典文学の一コマ、天空の楽園など7分弱のミニドラマが次々と舞台に繰り広げられます。一つひとつのダンスが、忠誠、信仰、思いやり、勇気という中国文明の中心であった美徳を体現し、謳歌しています。

いいえ。神韻のダンサーは、中国古典舞踊と伝統的な中国の民族舞踊、民間舞踊を幅広く踏襲しています。

バレエの歴史はヨーロッパ文化に遡りますが、中国古典舞踊は中国の伝統文化に遡ります。中国古典舞踊には独自のトレーニング体系があり、跳躍、回転、宙返り、スピン、タンブリングなど、バレエには見られない多くの技法が含まれています。中国文明と同じくらい古い舞踊形態で、中国の奥深い伝統文化を包容します。このため、動きに豊かな表現力があり、人物の個性や感情を明晰に表現できるのです。

最も純粋な形で中国古典舞踊を上演することが神韻の芸術的な特徴です。このように純粋な中国古典舞踊を舞台にかけることに成功した芸術団は、世界で他に例がありません。

バレエと中国古典舞踊の7つの相違点をご参照ください)

中国古典舞踊の中にアクロバットがあるのではなく、アクロバットの中に中国古典舞踊の技法が見られるのです!それだけでなく、オリンピックの体操選手、特に床運動では、中国古典舞踊の動きを借りてきました。

宙返りやタンブリングの技は、数千年前から中国古典舞踊の一部でした。1970年代、中国の体操選手が中国古典舞踊の高度な宙返りを取り入れて国際大会で披露して世界に紹介したのです。

時を経て、これらの技法はさまざまなものに取り入れられるようになりました。体操やアクロバットだけでなく、チアリーダーやモダンバレエも、中国古典舞踊の技法を採用しました。

ですから、神韻の舞台での目を見張るような宙返りはアクロバットではなく、中国古典舞踊なのです。

武術は含まれていませんが、中国古典舞踊と武術には共通点があります。

数千年前、中国の武道が初めて現れた時、空中回転やその他の技法が、歌劇や舞踊など他の古代の舞台芸術に影響を与えました。闘いのために編み出されたいくつかの動作が、内輪の祝い事や宮廷での壮麗な祝賀式でのもてなしとして進化していきました。時を経て、武術と中国古典舞踊は、今日見られるような二つの異なった形態をとるようになったのです。

神韻の舞台では、武術のような動作だけでなく古来のこん棒、鉾、刀なども用いられます。これらは中国古典舞踊にも武術にも使われます。

(中国古典舞踊とカンフーの相似点と相違点についてはこちらへ)

 

毎年、神韻は全く新しい舞台をお届けします。舞台形式は同じですが、振り付け、音楽、歌、衣装、バックスクリーン、物語はすべて新しいものです。

当日の予定をたてる

開始時間の30分前に到着するようにほとんどの会場ではアドバイスしています。最初の演目を見逃さないようにしてください!

イブニング、和服、スーツなどの正装をおすすめします。

 

まず、チケットを無事に購入されたら「拍手」です!公演では、演目の終わりと司会者の話の終わりに拍手をするのが慣習です。もちろん演目の真ん中でも、特に感激した場面では自由に拍手してください。

家族連れが観客の多くを占めます。毎年お子様が公演を楽しまれています。孫悟空が人気者です。他のお客様のご迷惑にならないようにご自分のお子様が座っていられるかどうかをご考慮の上、チケットをご購入ください。ほとんどの会場では4才未満のお子様の入場をお断りしています。会場や現地の主催者によっては5才、6才を最低年齢とする場合もあります。ご自分の都市を選んだ後、右側の「公演情報」セクションから、各会場での規制をお読みください。

申しわけありませんが、お断りしています。スマホもお断りしています。写真や音声による記録はどのようなものでも厳格に禁じられています。フラッシュなしでも写真や録音・録画装置はアーティストの妨げになります。ダンサーには見えるのです。また、舞台を楽しもうとされる他のお客様のご迷惑にもなります。著作権の侵害にもあたります。会場のスタッフおよび警備員はこの問題を軽視しておりません。

その他

現在、世界中でダフ屋は問題になっています。個人がチケットを購入し、通常ネット上で、2倍以上の価格で転売しています。第三者のウェブサイトや機関から購入したチケットは入場が有効にならない場合も考えられます。定額以上で転売された場合、そのチケットは通知なくキャンセルされ、今後、転売者はチケットを購入できなくなるように設定されます。

ほとんどの会場のロビーで上演前と後および休憩時にご購入いただけます。また、shop.shenyun.comからオンラインでもご購入いただけます。

ダンスの演目を収録したDVDは販売しておりません。真の神韻をご体験いただくには、実際にダンス、衣装、バックスクリーン、オーケストラの生演奏を劇場でご堪能いただくしかないと確信しているからです。

でも、最近「神韻作品(シェンユン・ズオピン)」という動画配信プラットフォームを設定しました。ここでは、神韻の過去の作品神韻交響楽団のコンサートオリジナルオペラ、中国古典舞踊の技法集指導ビデオ舞台裏の動画短編動画など、さまざまなものをご覧いただけます。

神韻作品(シェンユン・ズオピン)」をぜひ訪れてください。

はい。神韻交響楽団のCDとDVDは、shop.shenyun.comからご購入いただけます。

神韻のオリジナル曲クラシック音楽の名曲の収録は、動画配信サイト「神韻作品(シェンユン・ズオピン)」からお楽しみください。

毎月ニュースレターを配信しています。ニュース、ビデオ、特集、ブログ、写真、アーティストへのインタビュー、楽屋裏の様子などが満載されています。こちらからご登録いただけます。

今年のツアーがお近くの都市に来るかは、ツアーとチケットのページからご確認ください。神韻がご自分の都市に来る際に自動通知を受け取ることができます。「通知してください」にチェックを入れて、ご自分の都市名を選択してください。こちらからご登録いただけます。