腰太鼓
腰太鼓は、砂時計の形をした枠の両端に皮が貼られています。長さはおよそ40−45センチで、音の高さは中間です。下腹の前で叩き、鼓手の動きを妨げないように、絹のカラフルなリボンを腰に巻き付ける形で太鼓の位置を定めています。
腰太鼓は初め、陝西省の中央北部に横たわる黄土高原で、好まれるようになりました。その後、 収穫を祝う民族舞踊に採り入れられ、踊る、蹴る、跳ぶ、叩くを同時に行う形へと発展しました。これらの腰太鼓は、ほとんどが上拍のリズムで、中国の中央部の人々の誠意深く元気な性格を反映しています。
2011年6月16日