東西の音色を融和したオーケストラ:全く新しいクラシック音楽の開拓
世界のクラシック音楽に新たな領域を切り開く神韻
多くの方々が、東西を融和した神韻交響楽団の奥深く表現豊かな音色に感動されます。どのようにして、これほど高いレベルでの異文化融合ができるのか、不思議に思われるようです。
神韻交響楽団は、クラシック音楽と東洋古来の楽器の融和を定着させた、世界初のオーケストラです。クラシック音楽の世界に全く新しい領域が切り開かれました。革新的な編曲方法
西洋の交響楽団を用いて東洋の伝統文化を提示・復興させることは、容易なことではありません。奏者にとっても作曲家にとっても要求される水準は高く、クラシックの楽器を使って東洋音楽の様式を理解することが求められます。
チベットホルンを模倣したトロンボーンの音色、様々な民謡の旋律をとらえる弦楽器など、理解に基づいた想像性と東西の楽器が織りなす曲想が、忘れがたい音楽の体験を生み出しています。
琵琶や二胡のような東洋の楽器の独自の味わいと、オーケストラとの均衡を取ることは一種の挑戦です。これらの楽器の表現力に富んだ独特な旋律は、他の楽器とは容易に混じり合いません。神韻の作曲家は特殊な編集技術を用いて、この融合を可能にしました。
「語り」に相応しいユニークな表現力
古典的な芸術は、特定の雰囲気や性格をとらえたり、前向きな価値観を伝えるなど、「語り」の力を備えます。特に中国古典舞踊は、内面の感情から外観の動作が生まれるため、表現力が卓越しています。神韻のオリジナル曲は中国古典舞踊に合わせて作曲されていますので、極めて高い音楽表現、「語り」の力を備えます。
例えば、武将を表現する踊りには管楽器や太鼓が多く用いられ、宮廷の淑女の踊りには、二胡や琵琶がリードする軽い旋律が用いられます。
中国の異なる民族、様々な王朝の特徴も、音楽としてとらえる必要があります。故事、伝説、実話にもそれぞれの配慮が求められ、民謡の調べ、固有の音階、異なる時代の作風や奏し方などが関わります。
特殊な編集法を用いて、西洋と東洋の楽器を合わせる神韻の音楽は、クラシックに新たな領域を切り開いています。