神韻のロゴには何がある?
ダンサーのポーズは「紫金冠」。長いシルクのリボンをたなびかせています。
「紫金冠」は中国古典舞踊の女性ダンサーにとって基本の技法です。片足を後ろに蹴り上げ、柔軟性、強さ、身体部位の協調が融合されて初めて可能となります。空中で瞬時に披露される技です。
舞踊の小道具としての長いリボンは、少なくとも漢王朝(紀元前206年~紀元220年)に遡ります。様々な長さの色彩豊かなシルクのリボンが、ダンサーの動作に余韻を残します。熟練したダンサーが手にすることで、渦や波のような流れが見事に生み出されます。