Shen Yun Reviews: アニメ『ザ・シンプソンズ』のプロデューサー「神韻のファンになりました」

1月14日の土曜日、ロサンゼルスのドロシー・チャンドラー・パビリオンで、完売の盛況を見せた南カリフォルニアでの神韻公演のシーズンが終了した。
デジタル・フィルム・ツリー社の創設者でCEOでもあるエンターテインメント業界の幹部ラミー・カトリブ氏と、アニメ『ザ・シンプソンズ』のプロデューサーでカトリブ夫人でもあるジャスプリート・ディロン氏も客席にいた。
「素晴らしかったです」とカトリブ氏。
「壮麗で、目を見張りました。実によく制作されていました」とディロン氏。
カトリブ氏はハリウッドの制作業界では伝説化された人物。映像編集用のプログラムを開発して賞を受けている。カトリブ氏とデジタル・フィルム・ツリー社は最近、NBCの人気番組『Scrubs〜恋のお騒がせ病棟』の制作過程でこの新技術を用いて簡素化する仕事を進めてきた。
カトリブ氏は、神韻が舞台を引き立たせるためにデジタル技術を応用している点に注目した。
「バックスリーン映像はいいですね。視覚的にも照明としても、目に心地よいものでした」
しかし、カトリブ氏が特に関心を寄せたことは、舞台の背後にある奥深いテーマだった。
「本当に驚きました。この舞台は正邪の対立、五千年の歴史を遡ることなど、発想や文化の面でとても重みがありました」
カトリブ氏は、「中国全域、台湾にまで及ぶ中国の舞踊と音楽が展開され、文化が振りまかれたかのようです」と文化的な融合に関してコメントした。
カトリブ夫人でありハリウッドで広く知られるジャスプリート・ディロン氏は、神韻の奥深さへの夫の考察に同意し、「語りたいことが多くありますね」と加えた。
ディロン氏は、「神韻のファンになりました」と宣言。
「この舞台がどこから来たのか、つまり歴史について探索したくなりました。神韻は、かなり昔にさかのぼって、自分が歩んできた歴史と自分を再びつないでくれました」
「素晴らしかったです」と締めくくった。
2012年1月15日