オラ! バルセロナ!---スペインでの神韻デビュー
神韻芸術団は設立8年目の今年、初めてスペインを訪れました。バルセロナのカタルーニャ国立劇場で、4月9日の夜の公演を皮切りとし、土曜の午後の最終公演で幕を閉じました。
スペインは神韻がデビューした31カ国目の国にあたります。他にヨーロッパで神韻がこれまで訪れていない国は、ポルトガルやルクセンブルクなど残りわずかとなりました。
カタルーニャ州都の観客は、カーテンコールの時だけでなく、『蓮の仙女』や美旋(メイ・シュエン)による二胡独奏の演目の後など、公演中を通して「ブラボー!」を連発していました。
スペイン大手新聞の一紙で、神韻公演が高く評価されました。
「女性的な美しさにすっかり見とれてしまった。女性ダンサーは陶器の人形のようだった。一方、男性はダイナミックだった。跳躍、空中回転、スピンと、卓越した妙技を見せてもらった」と、エル・パイス紙がコメントを掲載しました。
また、スペインの主要テレビ局テレシンコは、ゴールデンタイムに4分間の映像を流して神韻公演を紹介しました。
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神韻がスペインに到着する前、在バルセロナ中国領事館は、神韻公演をキャンセルするよう劇場に圧力をかけようとしました。中国共産党政権の代表者がヨーロッパの神韻公演を妨害しようとした一連の出来事で最も最近のものにあたります。(さらに詳しい内容はこちらへ)
スペインのメディアは、外国政府がスペイン人の鑑賞するものに干渉したということに怒りを示し、全国紙「エル・モンド」は中国専門の執筆家フアン・パブロ・カルデナル氏による、中国政府が干渉しようとしていることを暴露する記事を掲載しました。さらに、スペイン人の弁護士カルロス・イグレシアス氏は、中国領事館を告訴しました。
領事館の不毛の努力は神韻にとって無料の広告となり、この美しい国立劇場で満員御礼を記録しました。
そして、カタルーニャ人の観客達も、期待に外れなかったと喜んで報告してくれました。
初演を楽しんだ著名人の一人に、スペインのラジオ司会者ルイス・デル・オルモ氏がいました。大紀元のインタビューに答えた同氏は、まずスペインに神韻をもたらした国立劇場を称えました。
次に「このような舞台は観たことがありません」とコメントし、数十年に及ぶ芸術関連の評論家として、「神韻は、私がこれまでの人生で観た舞台の中で最も重要なものであると確信しています」という評価を寄せました。
さらに「芸術団員、オーケストラ奏者、テノール歌手、色彩だけでなく、バックスクリーン映像が私たちの魂を光りと喜びで満たしてくれました。ダンサーやパフォーマーの魂のおかげで、バルセロナの記憶に長く留まる1ページとなりました」
「絶対に見逃さないでください。百万に一つの貴重な舞台です。神韻芸術団の皆様と、このバルセロナの素晴らしい劇場に来られた観客の皆様全員に祝辞を送ります」と、デル・オルモ氏は結びました。