ニューヨークの7回公演 リンカーン・センター、再び満席に
著名人が集まったニューヨーク公演。中国の高官も鑑賞
リンカーン・センターのデビッド・H.コッチ劇場での7回目の神韻公演が、満員御礼で4月22日に幕を閉じました。日曜の最終公演は、チケットの売れ行きに対応する形で、ぎりぎりの時点で追加されました。
4月公演は、神韻にとってリンカーン・センターでの4度目の舞台で、神韻巡回芸術団にとっては、今シーズン2度目の公演にあたります。デビッドH.コッチ劇場に集まった著名人のなかには、デビッドH.コッチ氏ご自身、女優のメグ・ライアン、オペラ歌手ジェシー・ノーマン、ロシア貴族であるニコラス・ボブリンスコイ伯爵夫人の姿が見受けられました。
多くのニューヨーク市民にとって、神韻の鑑賞は初めてで、正統的な中国古典文化に触れることもかつてない体験でしたが、多くの方々が、中国古典舞踊の世界にすぐに引き込まれたようです。
いくつかのコメントをご紹介しましょう。
ソプラノの耿 皓蘭(ゲン・ハオラン)の歌い方には、「驚きました。心に響きました。特殊な空間から来たような歌声でした」と、ハンター・ヨハンソンさんは語りました。 歌手ナターシャ・ベセズさんと同伴で訪れました。
ベセズさんは、東西の音を融合いた神韻専属オーケストラに、特に印象付けられ、「ニューヨークの日常生活では体験することのないものですね」とコメントしました。
ニューヨーク州議会のエリック・スティーヴンソン議員は、「正と邪の間で決断すべき…ということを人々に求めるメッセージを受けました。その時が来たのです」と、舞台から奥深い啓示を洞察していました。
退職したCNNのレポーター、マーク・デイヴィーさんは、「魂に触れる体験」と形容。小さいころから、なぜか中国の人々に対して「親近感、好感をもっていました。公演を見てその理由が分かりました」と語りました。
電気会社の最高財務経営者ビル・ロロフ氏は、神韻の精神は、中国で鑑賞したショーとは全くことなることを指摘。特に、法輪功の修煉者が横断幕を持って自分の信念のために貫く様子を描いた「選択」に感銘したという。「この演目を見て、多くの記憶が甦りました。天安門広場で全く同じことが起こっていることを、中国訪問中に目撃しました」
観客はニューヨーカーに留まることなく、 世界から多くのファンが集まっていました。特に、中国から神韻を鑑賞するために飛行機で来た人々もいました。
その一人、中国政府の貿易担当の高官、郭さんは、ニューヨークで2月に、神韻の話を友人から聞きましたが、中国に戻らなければなりませんでした。神韻を初めて自分の目でみるためにニューヨークに戻るまで、2カ月間、待ち遠しく過ごしました。
「これまで見た中で最高のショーです。一生忘れません」と、郭さんは涙をこらえながら語ってくれました。神韻の誠実さが私の心の深淵に届き、共鳴しました」
「今日、西洋の主流社会が、中国の伝統文化をどれほど重視し、大切にしているかを知りました。観客が感動に震えているのを見ました。そして中国に対する希望も目にしました」とインタビューに応じた高官が語りました。
2012年4月25日