カーテンコール: 過去最大のツアー
2024年神韻シーズンは5月12日に正式に幕を閉じました。過去最大のツアーでした。成長を続ける神韻は新たな都市から招待され、22カ国209都市での810公演という、これまでの記録を大きく更新するシーズンとなりました。
プリンシパル・ダンサーのジェーン・チェン(陳竺君)は、ブラジルでの最後の公演を終えた後、次のように語ってくれました。「確かに疲れますが、観客の皆様から伝わる熱意を感じ取ると、疲れも吹っ飛んでしまいます」
今シーズンのハイライトをいくつかご紹介しましょう。
ツアーは12月22日に名古屋で始まり、5月12日に米コネチカット州スタンフォードで終了しました。
日本では神韻の人気が爆発的に高まりました。これまでで最も大規模な日本ツアーでは、2ヶ月にわたる11都市での公演でしたが、席が十分ではありませんでした。
フランスでは、より大きな会場で公演を行うようになりました。ボルドー地方のアルケア・アリーナでは4公演が満席で1万6000人の方々が鑑賞されました。ヨーロッパ・ツアーの一環でしたが、フランスだけでも10都市で70公演を記録しました。
英国でも、イングランド、スコットランド、ウェールズにわたる10都市で神韻が開催され、ミルトン・キーンズとノーサンプトンでは初舞台を踏み、ロンドンでは2週間の公演となりました。
その後、欧州を巡回し、スペイン4都市、ドイツ9都市、イタリア6都市と各国で公演回数の記録を破っていきました。
韓国では、中国共産党が長年にわたり経済的・政治的に威嚇し、神韻公演を阻止しようとしてきましたが、現地の開催者と劇場が多大なプレッシャーを跳ね除け、4都市での神韻公演を可能にしました。
米国では、44州とワシントンD.C.で公演が行われました。カリフォルニア州では15都市を巡演しました。
プエルトリコでは初めての公演でした。首都サンフアンで6公演が行われ、芸術団の到着前にチケット完売という大ヒットでした。初めて公演を観た観客の方々は、最初から最後まで拍手と笑いが止まらなかったようで、会場は熱気であふれていました。
メキシコでは、首都の劇場オーディトリオ・ナシオナルで2万人以上の観客が鑑賞し、グアダラハラでは2回公演が行われました。最終日に午後の公演が追加され、1週間以内に完売しました。
「生優しいツアーではありませんでした。全てのツアーに当てはまることでもありますが…。」5月9日のグアダラハラでの最終公演後、プリンシパル・ダンサーの孫弘威(ソン・ホンウェイ)は語りました。「特にメキシコは標高が高いので、肉体的にも精神的にも大変ですが、それだけの価値はありました。1回に4,000人の観客の前での公演に勝るものはありません」
「今回のツアーでは、最初と最後の公演が一番印象に残りました。最初の公演では、新しい演目を初めて観客と共有することに興奮していました。そして最終公演では、達成感で満たされました」と孫は語りました。
ダンサー、奏者、歌手、制作スタッフは、5ヶ月のツアーを終え、ようやく家族や友人に会うことができます。スーツケースから解放されて、しばしの休暇を楽しめます。
そして、次シーズンの制作準備が始まります。2025年ツアーではどんなサプライズが待っているのでしょうか。
次シーズンが始まるまでの間、今シーズンで取り上げられた古典をもっと深く知りたい方は、『国を救った西施』、『究極の闘い:孫悟空 vs 紅孩児』、『寒窯:忠貞の志の物語』をぜひお読みください。
また、オンラインの動画配信プラットフォーム「神韻作品」をぜひご覧ください。過去のダンスの演目や神韻交響楽団によるコンサート、ツアー舞台裏の動画、テーマを絞ったショート動画、中国古典舞踊の教育動画、ダンス・テクニックのショーケースなど、盛りだくさんです。
素晴らしいツアーでした。またお会いできることを楽しみにしています。公演の最後に毎回、司会者が言う言葉をお借りしてこの記事を終わらせていただきます。
「ありがとうございました!また来年お会いましょう!」