神韻芸術団、ケネディー・センターで二週間上演
ワシントン公演は米国軍人への敬意で皮切り
今週のケネディー・センターでは、桜の木の渡米100年記念と五千年の文明の祝賀と重なりました。ポトマックの河岸で桜の花びらが舞う中、傑出したオペラハウスの建物内は、踊り、音楽、色彩を通して、中国古代の美しさで満たされました。
神韻巡回芸術団のケネディー・センターでの初回公演は3月21日。200名余りの兵士と家族が、公演の主催者であるワシントンDC法輪大法学会に招かれ、公演前に負傷兵に特別な敬意が払われました。
来賓客の1人、B.J.ペン前海軍長官は、「一つ一つの演目にメッセージが込められていますね。美しい話です」と語りました。夫人とともにケネディー・センターの常連として定期的に公演を見に来られるとのことでしたが、「今夜は特別でした」とコメントされました。
中国の伝統文化のパフォーマンスが中国の国外でしか見られないという皮肉に関して、ジョセフ・グロヴァー・リー大使は、「中国に見受けられるような美しく、豊かな古来の伝統文化が、まるで流刑の身として国外で保存されなければならないことは、本当に遺憾です」と現状を指摘されました。
世界政治研究所(Institute of World Politics)の所長であるジョン・レンクゾウスキー博士は、「神韻の伝える真実のメッセージには、美しさが伴います。これこそ、 古来の哲学者が諭した、真・善・美の関連性に他なりません」と熱く語ってくれました。
米国政府で戦略策定にあたるブルース・ホリウッド氏は、ダンサーの体と音楽を通して表現された感情に感銘。パフォーマーの表現力の力量に言及されました。
「感情を感じ取ることができ、驚きました。そっと涙を拭きました」
神韻は4月1日までケネディー・センターで上演されます。
中国古来の文明の開花を讃える舞台です。
2012年3月23日