神韻交響楽団 カーネギーホールで デビュー 観客総立ちの喝采
10月28日に米国カーネギーホールで行われた神韻交響楽団の国際デビューは、三度のアンコール、10分間の観客総立ちによる大喝采で幕を閉じました。
三人の神韻交響楽団の指揮者、ミレン・ナシェヴ、アントニア・ジョイ・ウィルソン、郭 耿維(グォ ゴンウェイ)が、 中国の伝統楽器である二胡、琵琶、打楽器を含む90名の演奏者から構成される交響楽団をリードしました。
「素晴らしいパフォーマンスでした。これまでも感動の演奏会に参加しましたが、これほどのものはありませんでした。演奏者の発するエネルギーと鑑賞者の強い反応が送り返すエネルギーの間にいるかのように感じました」と、指揮者の郭氏は語りました。
神韻交響楽団の作曲家によるプレミア曲、ビバルディとベートーベンによるクラシック、『満州の高貴な女性たち』『敦煌の夢』などの神韻公演で人気を集めた曲目、ソロの歌唱とオーケストラのための曲などが繰り広げられました。
「40年の演奏経歴で、これほどまでの喝采を体験したことはありませんでした」と、交響楽団の首席ホルン奏者のジョージ・サリバン氏は胸の内を語りました。「7月4日のボストン・ポップスで花火があがるときの高揚だけが匹敵するかと思います。このカーネギーホールでの公演は特別でした。公演の最中、何度も感動の波が押し寄せました」
東海岸に嵐が近づいていたにもかかわらず、10分にわたる拍手喝采、数回におよぶカーテンコールとアンコールの後も、鑑賞客は会場を離れがたい様子でした。
「音楽のパワーと鑑賞者への効果を肌で感じとった荘厳とも呼べる体験でした」と、神韻交響楽団バイオリニストのエリザベス・レノルド氏はコメントしました。
神韻交響楽団バイオリニストの 林家綺(リン ジャーチー)は、「公演の一員として参加でき、とても光栄に感じています。でも、これは最初のステップにすぎません」と加えています。
多くの人々が、次の公演はいつかと待ち望んでいます。日程は定まっていませんが、2013年の公演シーズンに向けて、演奏者たちは準備にいとまがありません。2013年はもう目と鼻の先です。
2012年10月31日