アーティスト・スポットライト:ウィリアム・リー
プリンシパル・ダンサーのウィルアム・リーが神韻に入団したのは2007年。多くの神韻公演で孫悟空の役を演じてきました。自分の役柄に打ち込む情熱的なエネルギーで知られています。大胆でアクセントのある表現力が特徴で、戦士のようだとか芸術的な炎に満ちていると形容されています。
ウィルアム・リーはトロント出身。国際的な舞踊大会で優勝歴があります。ニューヨークの飛天大学で中国古典舞踊を学び、美術学士・修士を修得。余暇には動画を制作したり、ポッドキャストを聞いたり、車の改造などを楽しみます。現在は、神韻の舞踊とツアーの舞台裏を垣間見せてくれるビデオブログ『ダンス三銃士』を制作しています。
神韻ショップの「孫悟空の飾り」 『Monkey King Ornament』は、ウィルアム・リーを象ったものです。
ウィリアム・リー
『神韻の舞台を踏むことは僕にとって良い影響を与えてきました。自分、周りの人々、観客に対してより強い責任感が生まれました。』
ウィリアムへの15の質問
自分を3語で表現するとしたら?
友人からは、思いやりがあり、冷静で、(時には)激しいと言われています。
最初のダンスの思い出は?
ストレッチ!全てのダンサーが通り抜ける痛みを伴うイニシエーション(通過儀礼)。
これまでのダンスのキャリアでのハイライトは?
全ての舞台がハイライトです。
神韻に入って一番気に入っていることは?
同じ目的、同じ動機を共有する仲間に恵まれた環境で仕事ができること。
お気に入りの役柄は?なぜ?
孫悟空!小さい時にテレビのシリーズと漫画を見て育ちました。当時は、自分が世界の観客の前で孫悟空として踊り、物語を伝えるようになるとは思ってもみませんでした。
最高の健康状態を保つための秘訣は?
心の状態が大切であることを認識すること。
ご自分に関して、変わったことを教えてください。
ストレスが溜まると、髪を頭の上で縛ります。
修得するのに一番難しい技巧は?なぜ?
最初にダンスを始めた時、空中回転が苦手でした。当時は体格も悪くて、高く飛べませんでした。1年以上トレーニングして、やっとできるようになりました。舞台での優雅なダンスの背後にはかなりの努力と献身があるのです。
ツアーでお気に入りの都市は?なぜ?
カナダのトロント。そこで育ったから。
趣味は?
田園地帯をドライブすることが好きです。
本番前に常にやることはありますか?
一つ一つの公演の前に、瞑想します。心を静かにし、集中力を高めます。
一番変わったダンスの練習場は?
ホテルの駐車場で練習してきました。移動中や舞台があるときは、リハーサル室にはほぼ恵まれませんので。
超能力を持てるとしたら、何を望みますか?
テレポーテーション!旅行して世界を見ることは大好きですが、バスや飛行機に何時間も乗ることは楽しいとは言えません。
舞台を鑑賞されたお客様からの印象深い言葉や、忘れられないお客様からの反応は?
公演の後バスに向かう途中で観客の方々に会う時があります。どれだけ公演を楽しんだかを語られるだけで、舞台のあとの疲労感が消え去ります。
願いごとが一つ叶うとしたら、何でしょうか?
一人一人の皆さまが、人生で一度は神韻を鑑賞されること。本当にユニークな舞台ですので。