リンカーン・センターに集うニューヨークの華人
6月25、26日の週末、リンカーン・センターではまたとない東西の融合が見受けられました。神韻芸術団のオーケストラは、常に西洋と中国の古典楽器を融合していますが、オーケストラピットのみならず、西洋人と中国人の司会者が進行役をつとめるステージにも見られました。
デビッドH.コッチ劇場は、中国系の観客の方々が半分近くを占めました。ニューヨークには大きな中華街があるので、中国人がたくさん来るのはあたりまえと思われるかもしれません。しかし、華人の観客の方に話を伺ったところ、神韻には中国人が引き寄せられる特別のものがあるということです。このため、世界で最も国際的な都市の最も格式ある劇場で、壮麗な著名人に混じって鑑賞したということでした。
以下に三人の華人の方の声をご紹介します。
中国人のイラストレーター
(神韻は)共産党文化ではなく、かつて私たちが持っていた文化、正統な中国文化、長年にわたる中国人が培ってきた歴史を見せてくれます。アジア人であることを誇りに思います。
中国の文化省で働く匿名希望の方
鑑賞中、ずっと泣かないように感情を抑えていました。心を揺さぶる本当に素晴らしい舞台ですね。何と言っていいか分かりません。美しさ、正当性、信じがたい光景、慈悲心、心に染み込むような身近さ。そして、どれほど私が神韻を好きになったかは、言葉では表現できません。
中国でもこのような公演は目にしたことがありません。
幕が開くと同時に、心がきゅっと引き締まる思いがしました。自分でもとても驚きました。全く予想もしなかった形で心が捉えられ、舞台に引き込まれ、パフォーマンスと一体になりました。全く奇跡のようです!
全てを忘れました。この世のもの、心配ごと、不幸な出来事など全てを一切忘れました。全く考えなかったのです…驚くほど調和した雰囲気で、エネルギーと慈悲心で満たされていました。
表面的なものと精神性との融合とでも言いましょうか。出演者たちは中国文化を深く理解しています…これらの海外のアーティストの専心的な努力に心から感謝します。
現代の中国人は、盲目的に現代化の道を歩んでおり、若者は伝統文化を理解することも尊ぶことも知りません。神韻を鑑賞する必要があります。いつの日か、神韻が中国に来ることを心から願っています。
中国のキリスト教民主党のスポークスマンである陸東(ルー・ドン)氏
壮麗なエネルギー、美しい色調、素晴らしい音楽、優雅な踊りに浸りました。舞台に酔いしれ、発せられたオーラ全体に身動きがとれなくなりました。
芸術美の面で、神韻に勝る芸術形態は、世界でも他に存在しないでしょう。
さらに、精神性、内に秘められた意味の面では、比類ない舞台です。
すべての人が神韻を見るべきです。一度ならず、二度、三度と重ねて見るべきです。
2011年7月6日