神韻芸術団から欧州議会への感謝の手紙
2024年1月20日
フランス、ストラスブール
欧州議会 御中
米国ニューヨーク
神韻芸術団より
RE: 法輪功迫害に関する決議 P9_TA (2024)0037
欧州議会議員の皆様
神韻芸術団を代表し、中国で進行中の法輪功学習者への迫害に関する1月18日の決議に心より感謝申し上げます。実に重要な決議であり、決議文の内容も素晴らしくインパクトがあります。中国での迫害を抑制し、その下で苦しんでいる無数の法輪功学習者とその家族を励まし、四半世紀にわたり続いてきた残虐行為がようやく停止される日を近づけるものです。
私たち神韻芸術団は、中国での迫害から逃れた法輪功学習者たちによって設立しました。ダンサー、振付師、音楽家、作曲家、歌手、プロダクションに携わるアーティストたちが、伝統文化を復興させ、法輪功学習者が今日中国で直面している残酷な迫害を人々に認識してもらうという共通の使命を掲げて、日夜努力を重ねております。
アーティストの中には、自ら迫害を経験した者や、迫害によって両親を亡くした者、今も家族が投獄されている者がいます。神韻公演では毎年、世界最大の専制政権に立ち向かう温厚な人々の勇気を、舞踊を通して美しく描かれた演目として披露しています。
神韻の使命、舞台で描写されるストーリーがあるため、神韻は中国での公演を許可されないだけでなく、中国共産党(中共)による国境を越えた弾圧にも直面しています。毎年、中国共産党は世界に駐在する中国領事館や中国大使館を通じて、私たちの公演を中止するよう劇場や議員にプレッシャーをかけてきました。神韻芸術団の移動バスのタイヤを切り裂き、出演者の中国にいる家族を投獄することまで行ってきました。
この決議は、中国国内の迫害と世界に広がる中国共産党による弾圧について明確に示されています。私たちに深く関わる問題であり、この極めて重要な決議の可決に改めて心から感謝いたします。また、この場を借りて、中国共産党の威嚇戦術に立ち向かい、神韻そして芸術の自由を揺るぎなく支持してくださる欧州議員の方々、劇場の理事の方々に敬意を表します。
ヨーロッパ巡演中、観客の方々の声から私どもは多くの力をいただいております。ベルリン、パリ、プラハ、ミラノなど、どこに行っても、神韻の普遍的な価値観や伝統的な美徳(忠誠、誠実、信仰)、特に法輪功の「真・善・忍」の理念が、心の奥底に響くと反響を呼んでいます。中国での迫害のストーリーに心を動かされ、迫害が終わることを願っていると、目に涙を浮かべながら語る方もいます。これらのヨーロッパの人々を代弁する決議であり、この意味でも改めて感謝申し上げます。
明るい未来を祈って。
神韻芸術団