Q&A: ダンサー、リリアン・パーカー
ダンサーのリリアン・パーカーが中国古典舞踊をやっていると聞いて驚く人もいます。彼女は、一つひとつの動きの感覚を捉えるために、その背後にある文化を内包することに時間と努力をかけてきました。
リリアンは、神韻がダンサーとなる機会を与えてくれて、自分や家族にとって大切なことを人々に伝えられることを心から大切に思っています。
日本公演の詳細(2023年1月)はこちらへ。今シーズン全体の公演の詳細は https://ja.shenyun.com/tickets へ。
ーーー動画の邦訳ーーー
◎どちらのご出身ですか?
カナダで生まれました。トロントから北へ1時間くらいの町に住んでいました。冬は1.2〜1.5mくらい雪が積もります。子供の背丈より深いです。
◎中国語名は?
茉莉です。
「ジャスミン」という意味です。ジャスミンの花が好きです。
◎干支は?
猿です。
◎中国古典舞踊を習得することは難しいですか?
欧米人にとって、より難しい点があります。「感覚」としてしか表現できません。ポーズのように「ここに手を置いて」というのではなく感覚です。学ぶことはできません。吸収するしかないのです。徐々にダンスにも反映されるようになります。
◎中国の舞踊を学んでいるというと、他の人はどう反応しますか?
多くの人に「ダンサーなのね!」と言われますが「中国古典舞踊をやっているの」と答えると
「中国古典舞踊?」という反応になります。私がバレエとかをやっていると思うんでしょうね。
◎なぜ中国古典舞踊を始めたのですか?
私の家族は皆、法輪大法(法輪功)を修めています。両親は、中共が法輪大法への弾圧を始めた時、中国に行きました。中国の人々に迫害を伝えるためです。二人とも拘束され強制送還されました。迫害について多くのことを耳にしてきました。私も何かしたいと常に思っていました。でも中国にはいけません。舞踊を学べるという話があった時、「ああ、ダンスをして、同時に中国で起こっていることを伝えられる」と思ったのです。
◎生の公演で一番好きなことは?
幕が上がる直前です。照明が舞台の背後にあたり、幕が上がると初めて観客の皆様を目にします。いつも「始まるわ」と感じ、ワクワクした気持ちが高まります。
ご視聴ありがとうございました。劇場でお会いしましょう!