アーティスト・スポットライト:ヘンリー・ホン
プリンシパル・ダンサーのヘンリー・ホンは、2016年の神韻入団以来、パワフルなスタイルで世界中の舞台を盛り上げています。バイタリティーに富み、疲れを知らないヘンリーは、男性的な溢れるエネルギー、特にチベットやモンゴルの民族舞踊など自然を謳歌する闊達な踊りを舞台で表現してきました。2018年の新唐人テレビ第9回国際中国古典舞踊コンクールのジュニア部門で優勝、2021年の同コンクールの成人部門で銀賞に輝きました。
台湾生まれのヘンリーは、武道に強く惹かれ、テコンドーで黒帯を取得。その後、台湾の蔦松芸術学院で舞踊を学び、ニューヨークの飛天芸術学院で中国古典舞踊を習得しました。
今回のアーティスト・ス ポットライトでは、自分の芸術観、好きなもの、常に身体を最高の状態に保つ方法などについて語ってもらいました。
ヘンリー・ホン(洪紹豪)
「常に弛むことなく、自己の短所を潔く認め、長所を維持すれば、アーティストとして成長し続けることができます。全ての批判は、自己向上の機会です。挑戦するものが大きければ大きいほど、大きく前進できます。」
ヘンリーへの14の質問
どうして神韻芸術団に入団したのですか?
中国古典舞踊が大好きだからです。
舞台で踊ることで最も楽しいことは?
舞台に上がることは、異なる役柄を理解する機会です。その人物の喜びや悲しみを体感して、音楽、デジタルの背景、衣装、ステージの設定の中で表現することを満喫しています。
舞台で演じたお気に入りの役柄は? なぜですか?
モンゴルやチベットの踊りが大好きです。バイタリティーとエネルギーに溢れるからです。踊った後、爽やかな気分になります。
神韻の団員になって一番気に入っていることは?
連帯感が強いことです。皆が互いを思いやり助け合います。
なぜですか?自分にやる気を起こさせるものは?
踊った後、爽やかな気分になります。自分には向上すべき点がたくさんあります。中国の格言「逆水行舟,不進則退」(流れに逆らって船を漕ぐ。進まなければ押し戻される)が、モチベーションの源になっています。
ダンサーとして困難に出合うことは?
技法や宙返りを身につけることは比較的易しいのですが、神韻独自の「身法」(シェンファ、身のこなし)、特に「身帯手」(シェン・ダイ・ショウ、体で手を動かす)の習得にはかなりの努力が求められます。
ツアー先でお気に入りの都市は?
欧州の都市が好きです。古い建築物や城は壮大で壮麗です。
公演後のリラックス方法は?
お茶を飲んで友人と話すことが好きです。
身体を常に最高の状態に保つための秘訣は?
休息が欠かせません。常に最適なコンディションを維持するためには、十分な睡眠が必要です。そうすれば、エネルギーを存分に使って練習に励ことができます。
毎シーズン、100回以上の公演をされていますが、常にフレッシュに高度な芸術水準を保つ秘訣は?
毎回の舞台が自己向上の機会であり、常に向上の余地があると自分に言い聞かせます。ですから、100回以上公演しても、一つひとつの舞台が、新しい体験であり、ダンスの技法を研ぎ澄ますことができます。
神韻への入団時に比べて、ご自分が変わりましたか?
神韻で過ごした年月を通して、責任感が強くなり、主体性を持つことができるようになりました。そして何よりも、人生のあらゆることに感謝と謙虚の気持ちで取り組むことを教えてもらいました。
これまで練習した中で最も変わっていた場所は?
駐車場。ダンスレッスン全体を通して、普通の靴で練習しました。
今のご自分を形作ったものは?
ここ数年で、大きなことを認識しました― 常に弛むことなく、自己の短所を潔く認め、長所を維持すれば、アーティストとして成長し続けることができる。全ての批判は、自己向上の機会です。挑戦するものが大きければ大きいほど、大きく前進できます。さらに前進するモチベーションとなるからです。
人生での成功とは?
一時的な成功は真の成功ではありません。一過性の栄光に過ぎません。自分で選んだ道を忍耐強く歩む者が、真の成功を成し遂げます。