神韻の1シーズンにかかるもの
5月に、神韻の1シーズンにかかるものを数値で表してみました。今年はシーズン前に数えてみました。
ところで、ツアーのない時期を「オフシーズン」と呼んでいますが、パフォーマーや舞台芸術に従事するチームにとって「オフ」はありません。短い休暇のあと、すぐに仕事に取り掛かります。振付師が次のシーズンの作品を紹介し、ダンサーは習得するために練習に励みます。作曲家は20曲以上生み出し、曲は常に調整されていきます。デジタル・バックスクリーンのチームは、新しい動画作成のため、時には徹夜で作業します。衣装部は、莫大な量の縫製に取り組みます。
最初の都市に向かうためにドアを出た瞬間、ツアーはまだ始まってはいませんが、これまでの労力は過去のものとなります。1つのシーズンにどれだけの人数がどれだけの努力を払っているかは、数行で表現できるものではありません。そこで、ちょっとでもその努力をのぞいていただけますよう、リハーサル・シーズンを数値にしてみました。
今週、1つの芸術団のドレス・リハーサルでこれだけのことがありました。
52 の空中回転の技法
386 回の着替え
208 の髪飾り
4 回、同じダンサーが気を失う
7 つの家族がストーリー性のあるダンスで表現される
舞台衣装部にはこれだけのものがありました。
19,800 の穴が、1つの演目の髪飾りのために、ドリルで開けられ、手でヤスリをかけられる。
4,200 のプラスチック製の支えが強化のために小道具一式に加えられる
2,040 枚の衣装を今シーズンのために制作
9+ メートル以上の布が一枚の大きなスカートのために使われる
そして、一日のトレーニングのうち数字で表せるものをリストしました。
500 回の女性ダンサー一人によるハンカチのスピン
8,100 回の1グループによるキック
600 回の別のグループによるバック転
15回目のバージョンでようやく、ある演目の曲が最終化されコピーされる
9 ヶ国語(中国語、英語、台湾語、ブルガリア語、フランス語、アルメニア語、スペイン語、イタリア語、ロシア語)を指揮者たちがリハーサル中に使う
16 カ国から集まったオーケストラのメンバー(米国、カナダ、中国、ブルガリア、ロシア、アルメニア、スペイン、ドイツ、スロバキア、ポーランド、オーストラリア、台湾、日本、韓国、英国、ベルギー)
5 つの芸術団(1つの芸術団に80名以上)が、数百万人の観客のために一新された舞台を展開します。
良いお年をお迎えください。すぐにお目にかかることを楽しみにしています。
公演都市一覧.